BIRDS


最近、お客様や取材なんかでよく聞かれる質問があります。

「SONGBIRDだけに、鳥がお好きなんですか?」

まあ、SONGBIRD DESIGN STORE.と名付けるくらいなので、当然鳥の事は好きです。
だけど、ここのニュアンスが難しくて、本物の鳥が好きというのとはちょっと違います。
いや、本物の鳥も好きなんですが、空を飛んでたり、木に止まってたり、鳴き声や気配
だったりと、そこにはある種の距離感を必要とします。

つまり、鳥の種類をよく知ってるとか、飼いたいという好きではなく、鳥という存在、
鳥の世界観が好きなのです。

そんなわけで、お店を始める時に決めた事の一つに「あまり鳥そのものは使わない」
というのがありました。
店名がSONGBIRDだから、鳥グッズを扱ってるお店?みたいな 感じは避けなければ
いけないと考えていました。

ロゴマークや印刷物、商品等に、鳥そのものは使わず 、巣箱だったり、コンセプトだったり、
鳥の名前や関連するエレメントだけを使うようにして、唯一、鳥の形をしているのは
イームズの「HOUSE BIRD」だけ。
うんうん。これは、なかなかいいなと思っていました。



で、これが現在の店内です。
toritati鳥だらけです。笑

これは、PUEBCO製の鳥のオブジェのシリーズです。
本物の鳥の羽根を使ったりして、かなりリアルな仕上がりになっています。
サイズ感もいいし、フクロウやカラスだったりと鳥のチョイスもなかなかだし、とても
安価なのも素晴らしい。

toritosuBlack Owl S ¥950 Bird Nest ¥1,000

しかし何より、当初のコンセプトを破壊してまで、この製品を店に置きたいと思った理由は、
この製品が本来の鳥の持つ「怖さ」や「不気味さ」もちゃんと表現出来ている所です。

イームズの「HOUSE BIRD」にも言える事ですが、可愛いだけじゃなく、鳥が苦手な人 には
充分怖いし、暗がりでいきなり現れたらギョッとするし、夕焼けの窓辺に置けば、 何とも
言えないもの哀しさが漂います。

かと思えば、本棚とか椅子の上にちょこんと置くと可愛くて癒されるし、肩に乗せてるだけで
その人がいい人に見えます。笑

結局、鳥の鳴声を、歌っていると感じるか、泣いていると感じるかは、こちら側次第だったり
します。

そんな叙情的というか、ポエティックな感じが、鳥に惹かれる大きな要素なのかも知れません。


tesuriWhite Owl S  ¥950

hitototoriBlack Crow  ¥2,500



というわけで、PUEBCO製 鳥のオブジェ、絶賛販売中です!

皆さんもお部屋に一羽、いかがですか?


お知らせ:
来週の8月26日(水)と27日(木)はお休みを頂きます。ご来店の際はご注意下さいね。

鳳舞


News : スタッフ募集中

加茂街道・紫明にある中華料理店「鳳舞」が今月末で、42年の歴史に幕を下ろすそうです。
京都では昔からかなり有名なお店なので、ご存知の方も多いと思います。
最近では、くるりのPVなんかにも出てましたね。

先日WOMBの宇治田さんが来店された時、閉店の事を聞き、これは行かねば!と思い、
行ってきました。

有名なのはこのシューマイ。

そして、ここの春巻きは本当に美味しいです。

このシンプルな酢豚も、定番です。

思えば、小さい頃はこのお店の風格というか雰囲気に圧倒されて、「すごい贅沢をしてる」
と、子供ながらにビビってました。庭の池には鯉もいっぱい泳いでるし。

そして、大人になって、昔と全然変わってない店内で食べる中華は、僕にとっては 今でも
とても贅沢で、そんなに頻繁には行かないけど、行けば色々思い出す特別なお店 でした。

そんな、お店が無くなるのは単純に淋しいものです。
恐らくそんな同じ想いのお客さんで、平日なのに店内は超満員でした。

閉店までに、あと何回行けるでしょうか・・・。

BIC BOY

News : スタッフ募集中

 
SONGBIRD DESIGN STORE.で雑貨をセレクトするにあたり、絶対に取扱いたい商品が
ありました。

このBIC BOYです。
sam2
bic2
BIC BOYとは、フランスのBIC社のキャラクターで、ここのボールペンやライターは、
誰でも一度は目にした事があるかと思います。

このBIC BOYをデザインしたのは、かのレイモン・サヴィニャックです。
彼が「子供に親しまれるように」と生まれたのがこのBIC BOYなのですが、
本当にそう思ってたのか?というほど、斬新なデザインです。

まず頭がボールペンのボールです。この時点で、なかなかの不気味さです。
それを補うかのように、半ズボンをはかせたり、膝にはかさぶた(!)があったりと、
微妙にに子供っぽさをアピールしています。
bicboy2
そしていつも、背中には大きなペンを背負っていて、軽く威圧的です。
でも、さずがフランス生まれ、ジャケットにびしっとネクタイもしていて、どこかしら
気品が漂います。

そして、何より僕がこのBIC BOYに、強く惹かれる要因は、何となく漂う哀愁というか、
孤独感というか、何とも言えないネガティブな雰囲気 です。

「頭がボールペンヘッドの小学生」こんなネガティブな組み合わせをこんな愛おしく、
オシャレなデザインに置き換える事の出来るサヴィニャックは、やはり偉大です。

これが、単純に元気な男の子のキャラなら、恐らくここまで気になる存在には
ならなかったかも知れません。ある程度、刺さらないとダメなのです。

子供にも、大人にも愛されるデザイン。
それは、ポジティブな要素と、ネガティブな要素の絶妙な配合によって生まれるような
気がします。

と、いうわけで「BIC BOYペンスタンド」(ボールペン2本付¥630)絶賛発売中です!笑

お盆も休まず(木曜定休以外)営業致しております。是非お立ち寄り下さい。

プレス情報 Vol.2


News : スタッフ募集中

引き続きプレス情報です。 明日発売の2誌です。
richerRicher 2009・9月号 2009年8月5日発売 134P 
「Richer new fashion」のページでご紹介頂きました 

tirutinチルチンびと 2009・9月号 2009年8月5日発売159P 
「field」のページでご紹介頂きました。 せひチェックして下さい!

プレス情報 Vol.1


News : スタッフ募集中

5月にお店がオープンしてから、2ヶ月とちょっとが経ちました。
その間、有難い事に色々な雑誌媒体に取材・掲載して頂いております。
今後、プレス情報として都度ご紹介していきたいと思います。

hanakoHanako WEST 2009・9月号 2009年7月28日発売
9P 「Fresh Flash」のページでご紹介頂きました。 

leafLeaf 2009・9月号 2009年7月25日発売
135P 「NEW OPEN」のページでご紹介頂きました。 

savvySAVVY 2009・9月号 2009年7月23日発売
10P,11P 2ページ見開きでご紹介頂きました。

leeLEE 2009・8月号 2009年7月7日発売
247P 「LIVING NEWS」のページでご紹介頂きました。 

imhomeI’m home 2009・8月号 2009年7月16日発売
209P 「information」のページでご紹介頂きました。

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masaki tokuda design songbird products 2F songbird products 3F songbird coffee shop info/ map info@songbird-design.jp SONGBIRD DESIGN STORE